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田縣神社 豊年祭
 

2013年3月15日、小牧の田縣神社で、男根御輿で有名な豊年祭があったので、見に行った。

田縣神社のHPによると

「野も山も みなほほえむや 田縣祭」例大祭は国の内外で有名な豊年祭として、毎年三月十五日に執り行われます。この祭は直径六〇センチ、長さ二メートル余りの大男茎形(男性の性器)を毎年新しく檜で作成し、それを厄男達が御輿に担ぎ、御旅所から行列をなして当社に奉納し、五穀豊穣、万物育成、子孫繁栄を祈願する祭です。当日は世界各国からの参拝者で境内は埋まり、「見くらべて 笑えこの梅 あのさくら」の詩歌の如く、国境を越えてみな微笑む祭で、まさに「天下の珍祭」であります。

午前中に用事をすませ、11時ごろ家をでて名鉄で先日の大縣神社の楽田駅の次の「田縣神社前」へ向かう。
神社には12時ごろ到着、人出はまだこれからといったところ。

 
 
 
 
 神社に男根御輿がやってくるのは15時半ごろ、ということで、まずはお好み焼きで腹ごしらえをする。

出店のなかには「ばなちん」なるチョコバナナも売られている。


 
 

竹串にささった男根形のペロペロキャンデーも売っていて、若くて可愛い女子がそれを舐めながら歩く様は、この祭りでしか見られないだろう。

14時にお旅所の熊野神社を御輿が出発するとのことで、まずは熊野神社を見に行く。

神社への途中に、「鳳輦(ほうれん)」という、祭神「御歳神」の御神像を納めた御輿が置かれていた。

 
 

見た目は女神さまのようだが、御輿を見張っているおじいさんによると、笏(しゃく)を手にしているので男の神様かもしれないよ、と教えてくれた。

熊野神社は山の上にあり、石段を登る。

 
 

拝殿前には、こけしのような小型の男根が並ぶ。

 
 

この男根は、後の行列で女性が抱えて歩き、参拝者はこれに触って願をかける。

境内には、御前御輿(ごぜんみこし)と陽物御輿(ようぶつみこし)が安置されている。

御前御輿は、祭神玉姫命の背君である「建稲種尊」の御神像を御輿に納めてあり、その像はイケメンに造ってある。

 
 

陽物御輿は、お供え物の『大男茎形』を御輿に納めてある。

 
 

御輿のみの重量 約100kg。

陽物=大男茎形(おおおわせがた)は、素材、木曽檜 直径、約5060cm、長さ、約2.5m、重量、約250300kg。

 「奉棒」と書かれた男根の幟がすごい。

 
 

熊野神社の参拝を済ませ、神社の前で行列の始まるのを待つ。

 
 

御輿が田縣神社へ到着する頃には多くの参拝客でいっぱいになり、男根御輿が拝殿に入るところまで見て帰った。